楽天、ダメージ大きい敗戦…最下位から巻き返しへ、打率トップ岡島らに期待
精神的支柱の嶋も負傷交代、インパクト残せる選手に期待
さらに、精神的支柱にもアクシデントがあった。初回2死、糸井のファウルチップが捕手・嶋のミットを直撃。ミットの上からではあるが、苦悶の表情を浮かべ、ベンチへ下がった。そのまま川本に交代。ここまで主将としてチームを引っ張ってきた男だけに、今後に影響するケガとなれば、チームにとっても痛手となる。
14、15日とQVCマリンで連敗。どちらも打線がリードした展開で、救援陣が打たれサヨナラ負けという厳しい内容だった。ホームで流れを断ち切りたかったが、今度は打ちまくっていた打線が沈黙。ため息の試合が続いている。
逆風が吹き荒れる現状だが、この日も3安打を放ち、リーグ打率トップを快走する岡島や、1軍昇格が近いとされる新外国人のアマダーら、強烈なインパクトを残せる選手に現状打破を期待したいところ。危機的状況であるがゆえに、控え選手にとっては、定位置奪取のチャンスでもある。残りはまだ100試合以上。下を向かず、今後を戦い抜きたい。
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(記事提供:パ・リーグ インサイト)
「パ・リーグ インサイト」編集部●文