ヤンキースのオーナー、チーム不調に「不満」 名指しで糾弾された選手は…

4選手を名指しで糾弾、「残念でフラストレーションのたまる日々」

 5月18日(日本時間19日)現在、16勝22敗とア・リーグ東地区最下位に沈んでいるヤンキースだが、開幕ダッシュできなかった責任について、オーナーのハル・スタインブレナー氏が選手を名指しで糾弾していると、複数の米メディアが報じている。

 18日にニューヨークにあるMLB本部で行われたオーナー会議に出席したスタインブレナー氏は、報道陣に対応し、「開幕から5週は、残念でフラストレーションのたまる日々だ」と切り出し、打線ではベテラン一塁手マーク・テシェイラと三塁手チェース・ヘッドリー、投手陣では先発マイケル・ピネダと故障者リスト入りした若手ルイス・セベリーノを名指しした。

「マーク・テシェイラのような選手を例に挙げれば、打席で十分に実力を発揮していない。チェース・ヘッドリーも同じだ。最近はよくなってきて、肩の力が抜けたように見える。より強い打球が飛んでいる。これを続けてもらわないと」

 まずはベテラン野手をバッサリ。さらに、「ピネダは心配だ。あの三振数だが、失点の多さと言ったら。明らかにスライダーに問題がある。ラリー(・ロスチャイルド投手コーチ)とフォームの修正に取り組むが、結局、復調するかしないかはピネダ次第。彼はプロ。我々はそれを期待しているし、チームメイトもそうだ」と手厳しく語った。

 また、期待の若手先発セベリーノについても「彼に才能があるのは誰もが知るところ。怪我の影響もあるだろうが、自信の問題もあるだろう。ルーキーが初めてつまずいた時、どうやって切り抜けるかは自分で学ばなければならない」と話したと、記事では報じている。

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