ロッテドラ1平沢がプロ初犠打 西武牧田から決めるも、得点につながらず
1点追う場面できっちり一塁方向へ転がす
ロッテ平沢大河内野手が、19日にQVCマリンで行われた西武8回戦に「9番・ショート」で、14日の楽天戦に続いて今季2度目のスタメン出場。7回の第3打席でプロ初犠打を決めた。
3回の第1打席は、西武2年目の先発・高橋光の145キロ速球に詰まらされ中飛。1点リードの4回は2死三塁で空振り三振に倒れていた。しかし、1点を追う7回は無死一塁で、アンダースローの西武・牧田からきっちり一塁方向へ転がしてバントを成功させた。
平沢は試合前に「どの打順でもやることは変わらない。結果を意識し過ぎず、やることをしっかりやっていきたい。1軍はファームとは球のキレ、コントロール、雰囲気を含めて、全然違う」と話すなど、イースタンとの差を実感しており、「(監督からは)肩のラインをピッチャーに向けて打てと言われた」と語っていた。また、立花打撃コーチによると「肩が平行に回らず、フィニュッシュでバットをほうりあげる感じになっている」とレベルスイングの矯正がテーマだという。
プロ7打席で初ヒットはお預けとなっているが、犠打はきっちりと成功。後続が倒れて得点にはつながらなかったものの、チームに貢献しようと必死のプレーを続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count