イチロー3000安打到達へ際どいペースも…米解説者「とても可能性高い」

ここまで打率3割キープ、打球の勢いは「昨年の後半戦以上」

 今季ここまで打率.326と限られた出番の中で結果を残しているマーリンズのイチロー外野手について、米メディアがキャリア最大の不振に陥った昨季終盤とは見違える姿と称賛している。

 イチローは18日(日本時間19日)の敵地フィリーズ戦で8回にロハスの代打で登場。相手3番手ネリスの4球目、93マイル(約150キロ)の速球をセンター方向へ弾き返した。二塁手のヘルナンデスが何とか止めたが一塁へは送球できず、内野安打に。2試合連続のヒットでメジャー通算2950安打とし、3000安打へも残り「50」となった。

 ここまで10試合連続ベンチスタートと出番は少ないものの、金字塔に向けて前進しているイチロー。地元マイアミで試合を中継する「FOXスポーツ・フロリダ」の実況も「3000本まで50本です。マーリンズの彼に対するこれまでの起用法ですが、彼はフレッシュです。バットから弾き出される打球の勢いは昨年の後半戦以上のものがありますね」と昨季からの復調しているベテランを称賛した。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY