阪神4位転落 メッセンジャーが7失点KOで3敗目、中4日登板は「関係ない」
今季最短3回1/3で降板
阪神・メッセンジャーが今季初めて中4日で22日の広島戦(甲子園)に先発。松山、丸に本塁打を浴びるなど今季最短の3回1/3を8安打7失点でKOされ3敗目を喫した。
甲子園の浜風が広島を後押しした。2点リードの3回。2死一、二塁から松山に147キロの外角高めの直球を左翼ポール際に運ばれる逆転の3点本塁打。高々と上がった打球は風に流されスタンドイン。まさかの一発に助っ人右腕は「それを言っても話にならないが……。得点を許してしまった」と落胆した表情を見せた。その後も再び一、二塁から安部に中堅フェンス直撃の2点タイムリー三塁打を浴び一挙5失点。1点差に詰め寄った4回1死一塁には丸に左中間へ2点本塁打を浴び降板。
中4日での登板には「全然、それは関係ない」と、調整に関しては問題なかったことを強調した。直球は150キロを超えるなどボール自体の威力は申し分なかったが勝負所での制球力に課題が残った。
香田投手コーチは「中4日の影響もあるかな。投げおろすボールがいってなかったのか」とコメント。5-10で敗れ、広島に負け越したチームは再び勝率5割となり4位に転落した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count