42歳イチロー4安打に43歳解説者も驚嘆、華麗な動きに「愛さずにいられない」
「42歳なのに、この活躍」
21日(日本時間22日)に本拠地で行われたナショナルズ戦で4安打を記録したマーリンズのイチロー外野手だが、年齢を重ねても衰えない華麗な動きに感嘆の声が上がっている。
この日の試合を中継した米「FOXスポーツ」で実況解説を務めたのは、元メジャー外野手のクリフ・フロイド氏。1997年にマーリンズが世界一に輝いた時のメンバーでもあるフロイド氏は、8回にイチローが4安打目となる左中間二塁打を放ち、二塁ベースにスライディングで到達すると「He is so smooth! You have to love him.(なんてスムーズなんだ! 愛さずにはいられないだろう)」と、よどみない流れるような一連の動きを絶賛した。
さらに「これこそビンテージ・イチローだ」と年月を重ねて深みを増したベテランを褒め称えた。実況アナが「42歳なのに、この活躍!」というと、43歳のフロイド氏は「自分はこの実況席に座っているけどね(笑)」とジョークで返答。2本目の安打を打った後にも「この年齢まで体を健康に保っていることだけでも素晴らしい」と、自分より1歳下のイチローが大活躍する姿に敬意を示していた。
敵地で試合を放送した地元ラジオ局「TheFan」でも42歳の活躍に「アンビリバボー」と称賛の声が上がった。また、ナショナルズのベイカー監督がこの日の試合前にどんな選手がジョー・ディマジオの連続試合安打記録(56試合)に近づけるかと質問された際に「イチローのような要素を兼ね備えている選手」とコメントしたことを紹介した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count