止まらないイチロー、米メディアはどう伝えたのか「42歳で時計を巻き戻す」
イチローの活躍に熱狂するマイアミ
スタメンの機会が巡ってきたこの3試合で驚異の13打数10安打。3試合のうち2試合で4安打を放ち、打率も.417にまで上昇したイチロー。23日(日本時間24日)の本拠地レイズ戦では7-6の逆転劇の立役者にもなった。そのベテラン外野手の活躍を米メディアはどう伝えたのか。
「イチローが42歳で時計を巻き戻す」との見出しで伝えたのはMLB公式サイト。センター、レフト、ライト、そしてライトと3方向に打ち分け、全盛期の姿を取り戻したかのような打撃に「すべての打席にお祝いをする意味がある。マーリンズはイチロー・スズキの復活の恩恵を間違いなく享受している。不老の42歳は、はつらつとした活力をマイアミにもたらしている」とレポートした。
地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版は「イチローの4安打がマーリンズのレイズ戦逆転勝利に後押し」との見出しで特集。メジャー通算2960安打とし、3000安打に残り40本と迫ったベテランに「最初の3打席でヒットを放ち、メジャー歴代安打数で上昇を続けている。そして、5打数4安打となった」と伝えている。
また、地元紙「パームビーチポスト」電子版も「スズキの4安打がマーリンズとのレイズ戦の7-6での死闘を助ける」との見出しで特集を組んだ。