ホークス工藤監督、22得点の記録的大勝にもおごらず「もう1回締め直して」

6勝目も5失点のバンデンに対し「悪いことをしたなと思う」

 24日、ソフトバンクは22-6でオリックスに大勝。20得点以上は、ソフトバンクとなって初。初回の柳田悠岐の6号2ランを皮切りに、今季最多の17安打を放ち、選んだ四球は14。先発全員打点も記録した。この記録的な大勝に、工藤公康監督も「初めての体験でございます」とおどけた。

「相手は、あれ(柳田の先制弾)でリズムが崩れたんじゃないかと思う。意外とこうやって打った次の日が(打てない)ってことがあるので、もう1回締め直して、自分たちの形に戻って明日(25日)の試合に臨んでほしい」

 先発のバンデンハークは6勝目を挙げ、武田翔太に並んだ。4回裏と5回裏の2イニングで合計8つの四球を選び6本の安打を放つなど、味方の攻撃が長時間に及んだ。そこでリズムを崩したこともあるのだろう。5回表、6回表と続けざまにブランコに本塁打を浴びるなど5失点。バンデンハーク自身は「途中から感覚のずれがあった」と語ったが、工藤監督は自らの采配を反省した。

「ボクも経験があるけど、ヒットやホームランじゃなくて、四球での得点は(待っている投手が)間延びしてしまう。今日は5回まででよかったのかなと思うが、ボクが代えきれなかった。集中力を欠いた状態で投げさせてしまって、バンデンには悪いことをしたなと思う」

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