広島黒田、ピンチの連続ながら6回2失点も…3戦白星なしで日米197勝のまま
6回124球を要しリード許して降板、粘投も今季5勝目はならず
広島の黒田博樹投手は27日、敵地でのDeNA戦に登板し、6回8安打2失点と粘投したものの、今季5勝目はならなかった。3試合白星なしで、日米通算200勝までは残り3勝のままとなっている。
黒田は初回、1死から石川に二塁打を打たれると、2死二塁となってから4番・筒香にライトへのタイムリーを浴び、先制を許した。
しかし、広島は2回に阿部のタイムリースリーベースで同点に追いつく。すると、黒田は2回、2死二、三塁とされながら、梶谷を二ゴロに仕留めて無失点。3回も1死から乙坂に二塁打を浴びたが、筒香、ロペスを打ちとった。
4回は先頭の倉本を内野安打で出しながら無失点。しかし、5回は先頭のピッチャー井納を歩かせると、1死から石川にライト前ヒットを打たれて一、三塁とされる。続く乙坂はニゴロ。併殺崩れで勝ち越し点を許した。
黒田は6回も2死一、二塁のピンチを背負いながら井納を遊ゴロに打ち取り、この回限りで降板。ピンチの連続ながら何とか2失点に抑え、124球を投げた。
味方打線は7回、井納に3者凡退に抑えられ、黒田に白星はつかず。日米通算197勝のままで、大記録へは足踏みとなった。黒田は防御率2.78となっている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count