イチロー、12打席ぶり快音は今季4本目二塁打 3000安打へ「39」、マ軍敗戦
2試合先発出場で4打数1安打、ローズへの最多安打へ「17」
マーリンズのイチロー外野手は27日(日本時間28日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・ライト」で2試合ぶりに先発出場し、4打数1安打だった。3回の第2打席で左中間を破る二塁打。メジャー通算2961安打として、3000安打へ残り39本とした。また日米通算4239本とし、最多安打のピート・ローズの4256本まで「17」としている。マーリンズは逆転負けで連勝は「2」で止まった。
初回は先発右腕ペレスに二ゴロに打ち取られたイチロー。しかし、3回に12打席ぶりの快音を響かせる。1死走者なしで2ボールから79マイル(約127キロ)のチェンジアップを捉え、左中間を破るツーベース。その後、味方の連打で先制のホームを踏んだ。二塁打は今季4本目となった。
イチローは21~23日(同22~24日)に3試合で10安打をマーク。しかし、その後の2試合は10打数無安打に終わり、26日(同27日)のレイズ戦は出場しなかった。
その後、第3打席は左飛、第4打席は右飛。4打数1安打で打率.351として、メジャー通算3000安打へ「39」、ローズの歴代最多安打までは「17」。金字塔に着々と近づいている。
マーリンズは5回に同点に追いつかれると、8回にフェルプスが三塁手プラドのグラブを弾くレフト前ヒットを浴びた。当初は失策と判定されたが、その後、ヒットへと記録が訂正された一打で2点を勝ち越され、2-4で敗戦。3連勝はならなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count