日ハム大谷に“ダルビッシュ化”のススメ? 栗山監督「参考になると思う」
「何のために体を作らないといけないのか」
「翔平が見ていたかどうか分からないが、すごく参考になったと思うよ。何のために体を作らないといけないのか。(アリゾナキャンプ中に会った)ダルは体がデカかったじゃん。でも、あれぐらい変な力みもなく、スピードも152、153キロまでスッと出ている感じ。コントロールも出来る。昔ほどのしなやかさはないけど、しなやかさが完全にはなくなっていないよね」
ダルビッシュはリハビリ期間を使って、徹底的なトレーニングで増量。総排気量を上げ、低出力でもスピードを出せる新たな投球スタイルに進化した。
栗山監督は「メス入れて、球が速くなったりする。時代が変わったんだろうな」とうなずいた。登板前で“師匠”の投球をテレビ観戦できなかったという大谷だが、海の向こうで躍動するダルビッシュの投球に今後の進化へのヒントがあるに違いない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count