マリナーズが連敗止める 李大浩3ラン、スタンドに顔を模った多数の団扇も
3連敗でストップ、青木は4打数無安打で打率.244
マリナーズの李大浩内野手が30日(日本時間31日)、「7番・一塁」で先発した本拠地パドレス戦で、今季7号3ランを放ち勝利に貢献した。
ホームランは4点リードの8回に飛び出した。この日、DHだったリンドが直前にセンター前ヒットでで2点を追加。試合の流れが完全にマリナーズに傾いた時だった。1死一、三塁でパドレス3番手マウアーの投じた2球目97マイル(約156キロ)速球を振り抜くと、打球は大きな弧を描きながら左中間スタンドに入った。
スタンドには李大浩の顔を模った団扇を持ったファンが多数集結。勝利を確実なものとする一発に大歓声を送った。この日は7回にも二遊間に力強い打球を飛ばして安打を記録し、4打数2安打3打点の大活躍。打率.267とした。
「1番・中堅」で先発した青木宣親外野手は4打数無安打ながらも、2点を追う6回の打席でパドレス捕手ノリスのミットが青木のバットに当たったため、打撃妨害で出塁。これが、この回4点を奪う逆転劇の口火を切る形となった。打率.244となった。
チームは9-3と大勝し、連敗を3で止めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count