中日ドラ1小笠原、ソフトバンク相手に5回1安打1失点の力投
初勝利の権利持って降板
中日のドラフト1位ルーキー小笠原慎之介投手(18)が31日の敵地ソフトバンク戦でプロ初先発のマウンドに上がり、5回を1安打1失点に抑える好投を見せた。
昨夏、東海大相模を甲子園優勝に導いた左腕は初回にいきなり2三振を奪うなど3者凡退に仕留めると、2回は1死から長谷川に四球を与えたものの、きっちりと後続を断った。
3回にナニータの一発で援護を受けるもその裏、2死三塁から今宮に同点タイムリーを浴びる。しかし4回に亀澤の勝ち越し犠飛で再び1点リードとなると、ルーキーは粘りを見せる。4回は3者凡退。5回は3連続四球で無死満塁のピンチを招いたものの、今宮を本塁併殺に。その後、再び満塁としたが、内川をセンターフライに仕留めた。
この日は5回92球を投げて1安打4奪三振7四球1失点の力投を見せ、プロ初勝利の権利を持って降板した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count