50試合目で今季初無得点 9連勝ならず、SB工藤監督「はまっちゃった試合」
中日に若松のチェンジアップに狂わされるも…「こういう時こそ切り替えて」
1日、ソフトバンクは中日の若松駿太、田島慎二の投手リレーの前に今季初の零封負け(0-5)を喫し、連勝は8で止まった。試合後の工藤公康監督は「昨日(31日)、そういう話をするからいけないんだよ」と、「9連勝の壁」について質問した報道陣にやんわりと噛み付いた。
ソフトバンク打線は若松のチェンジアップに調子を狂わされ、わずか3安打。
「真っ直ぐはそう速くはないが、チェンジアップを意識するとまっすぐを見逃したり空振りしたりするし、まっすぐを意識するとチェンジアップでファールを取られる。完全にはまっちゃった試合だね」
また、球審の微妙な判定で見逃し三振に取られるシーンも多かったが「これはお互い同じこと。こっちだってアンパイアのストライクゾーンに投げれば取ってくれるわけだから」と潔く語った。
先発の和田毅は、2回に不運なヒット2本で先制を許すと、3回にもナニータのどん詰まりのヒット、松田宣浩のエラーの後、平田良介に痛恨の3ランを浴びた。
「投げてはいけないところに投げてしまっている。髙谷くんが相手が嫌がるところを(リードで)出しきれていない」