巨人内海1勝、阪神ドラ5青柳は初登板初勝利、広島30勝到達…1日のプロ野球
SBは50試合目で初無得点、西武菊池11Kの快投、日ハム中田はトップタイ45打点
プロ野球は1日、各地で交流戦6試合が行われた。中日は敵地でソフトバンクに快勝した。先発若松が8回無失点の快投で5勝目。打線は平田の3ランなどで5点を奪った。ソフトバンクは連勝が「8」でストップ。今季50試合目で初の完封負けで、先発・和田は今季初登板の3月29日以来の黒星を喫した。巨人は“スミ1”勝利で3連勝。初回に内野ゴロで1点を挙げた後は13残塁の拙攻も、先発内海が6回無失点と好投。救援陣も無失点リレーで、内海が今季初勝利を挙げた。
西武はDeNAに快勝した。先発・菊池が7回3安打無失点11奪三振の快投で5勝目(5敗)。5回までDeNA石田に無失点に抑えられていた打線は、6回にメヒアのタイムリーで先制すると、無死満塁で浅村が満塁弾。一挙5点を奪うと、7回にも2番手・大原から秋山が2ランを放った。DeNA石田は5回まで被安打3の好投も、6回に崩れた。阪神はドラフト5位ルーキー青柳がプロ初登板初先発で初勝利。3回に3四死球で1死満塁のピンチを招くなど、5回5四死球ながら3安打1失点。打線は4回に狩野が3ランを放つなど5点を奪い、9回は藤川が2点のリードを守り2セーブ目を挙げた。楽天は4回にオコエがプロ初タイムリーで初打点を挙げて反撃の狼煙を上げるも、及ばなかった。
日本ハムはヤクルトに快勝。初回に中田が先制3ランを放つなど、2回までに4点を先取。先発バースはピンチの連続ながら6回2失点の粘投で、4勝目を挙げた。大谷は自己最長を更新する13試合連続安打。中田はリーグトップに並ぶ45打点とした。広島はロッテに競り勝ち、セ・リーグ30勝一番乗り。同点の7回にエルドレッドが勝ち越し打。8回には菊池のこの日2本目のタイムリーで貴重な追加点を奪った。先発・野村は6回7安打2失点の力投で6勝目。ロッテ関谷はプロ2戦目の登板で明大の先輩・野村と投げ合い、5回2失点と粘りの投球を見せたが、2勝目はならなかった。
【交流戦】
◇ソフトバンク 0-5 中日(ヤフオクドーム)
勝 若松(5勝3敗)
敗 和田(6勝2敗)
HR【中】平田7号
◇オリックス 0-1 巨人(京セラドーム)
勝 内海(1勝2敗)
敗 松葉(1勝2敗)
S 澤村(3勝0敗14セーブ)
◇西武 7-0 DeNA(西武プリンス)
勝 菊池(5勝5敗)
敗 石田(5勝2敗)
HR【西】浅村9号、秋山4号
◇楽天 3-5 阪神(Koboスタ宮城)
勝 青柳(1勝0敗)
敗 リズ(0勝2敗)
S 藤川(2勝3敗2セーブ)
HR【神】狩野1号
◇日本ハム 5-2 ヤクルト(札幌ドーム)
勝 バース(4勝4敗)
敗 石川(4勝5敗)
S 増井(2勝2敗8セーブ)
HR【日】中田9号、大野3号
◇ロッテ 2-4 広島(QVCマリン)
勝 野村(6勝2敗)
敗 大谷(1勝1敗)
S 中崎(0勝2敗11セーブ)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count