田中将大、4勝目ならず 中堅がまさかの落球&打線の援護なく6回2失点で降板
ヤンキース打線は7回まで無得点
今季4勝目を目指すヤンキース田中将大投手が、1日(日本時間2日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発し、6回を投げて7安打2奪三振1四球で2失点(自責1)で、2点ビハインドの状況で降板した。
強打バティスタが1番に座り、2番ドナルドソン、3番エンカーナシオンと続く恐怖のブルージェイズ打線。田中は初回を13球で無失点で抑える上々のスタートを切った。2回2死から7番トラビスがライト前ヒットで出塁した後、一塁への牽制球が逸れて自らのエラーで2死三塁としてしまうが、続くピラーを三塁ゴロに打ち取って難を逃れた。3回は2本の内野安打から再び走者を三塁まで進め、2死一、三塁としたが、ソーンダースを中飛に打ち取った。
先制されたのは5回。1死二塁から2番ドナルドソンにライトへの適時打を許し、1点を失った。
この日は全体に高めの制球で、なかなか空振りを奪えず、自然と球数がかさんだ。5回を投げ終えて90球だったが、6回もマウンドへ。先頭ソーンダースに左翼線二塁打を許した後、続くスモークをフライに打ち取ったに見えたが、中堅エルスバリーがまさかの落球。無死一、三塁から6番マーティンを二塁ゴロで併殺とする間に1点を追加されたが、なんとか最少失点で食い止めた。
この日は打線の援護なく、2点ビハインドで降板。104球を投げて67ストライクだった。防御率は2.78となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count