西武高橋光、2戦連続完封目前で失点も…プロ初2ケタ奪三振で1失点完投勝利
9回4安打1失点で2戦連続完投、8回までは19イニング連続無失点で自身3連勝
西武の高橋光成投手が2日のDeNA戦(西武プリンス)で先発し、9回4安打1失点11奪三振の完投勝利。3勝目をマークした。前回登板の楽天戦(県営大宮)では完投勝利を収めており、2戦連続完封勝利。打線も浅村や中村のタイムリーなどが飛び出し、4-1で快勝した。
渾身のストレートだった。4点リードの8回。球数は100球を超えていた。2死一塁。高橋光はバッターの乙坂に直球を続け、空振り三振に仕留めると、雄叫びをあげた。気合十分の投球で、この日10個目の三振を奪取。2ケタ奪三振はプロ初だった。
序盤からエンジン全開。4回まで無安打投球。5回にロペスに左前安打を浴びて、初ヒットを許したが、戸柱を二塁併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。
9回、先頭の関根にセンター前ヒットを許すと、1死から下園に左中間を破られた。2戦連続完封目前で失点。しかし、倉本を空振り三振に仕留めるなど後続を断って1失点で完投。完封こそならなかったものの、2戦連続完投勝利を飾った。
5月19日のロッテ戦(QVC)から自身3連勝と勢いに乗ってきた。前日に7回無失点で5勝目を挙げた菊池は20イニング無失点中。高橋光も8回まで19イニング無失点に抑えた。若き投手陣が力を発揮している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count