剛腕バムガーナー11K&2号先制2ラン! 通算13号は現役投手最多

投球フォーム模索中も「この1年半で初めて投げたい形で投げられた」と手応え

 ジャイアンツのエース左腕マディソン・バムガーナー投手が、2日(日本時間3日)のブレーブス戦で11奪三振&今季2号2ランで、7勝目を挙げた。

 この日、敵地で行われたブレーブス戦に先発したバムガーナーは、伸びのある速球と手元で曲がるスライダーを武器に相手打線を寄せ付けず。ブレーブス打者のバットは面白いように空を斬り、7回2/3を投げて4安打11奪三振無失点の快投でチームを勝利へ導いた。

 チームを率いたのはマウンドからだけではない。0-0で迎えた5回裏。先頭ブランコが四球で出塁すると、ブレーブス先発ブレアーの真ん中速球を豪快に一振り。ライナー性の打球がレフトスタンドに突き刺さり、先制2点弾となった。今季2本目のアーチで通算13本目。現役投手の最多本塁打数を更新中だ。

 地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」電子版によれば、バムガーナーは昨季から投球フォームにばらつきがあり、しっくりくるフォームを模索中だという。「今日は今年一番フォームがよかった。この1年半で初めて自分の投げたい形で投げられた」と話したそうだが、昨季は18勝9敗、今季もこの日まで7勝2敗という好成績だ。

 自分の理想の投球フォームをつかみつつあるバムガーナーは、マウンド上でも打席でも、ますます怖い存在になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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