走攻守で魅せたイチローに称賛の嵐「史上最高」「時計を巻き戻した」

フェンスぎりぎりの好捕には「凄まじいジャンピングキャッチ」

 4回の守備では無死走者なしから4番・姜正浩の大飛球をフェンスぎりぎりでスーパーキャッチ。すると球団公式ツイッターは「またか? イチローが4回に凄まじいジャンピングキャッチで長打を阻む!」と絶賛。ピッツバーグ・トリビューン紙のロブ・ビーテンプフェル記者はツイッターで「イチロー、再び」とレポートした。

 その裏の第3打席では左中間への二塁打を放ち、今季8度目のマルチ安打をマーク。MLB公式サイトの番記者ジョー・フリサロ氏は「イチロー、再び。3000本まであと35本。マーリンズの外野手は時計を巻き戻している」と42歳の大活躍に脱帽していた。

 1点差に迫られた7回先頭の第4打席では鋭いゴロを放つと、一塁手がトンネル。これには相手のエラーが記録されたが、1死後に二盗を成功させた。これで日米通算700盗塁(MLB501盗塁、NPB199盗塁)に到達。日本人の700盗塁は福本豊氏の1065盗塁に次いで史上2人目の偉業となった。

 マーリンズの公式ツイッターも日米700盗塁を「GOAT(史上最高)」とハッシュタグで称えた。イチローはこの日、5打数2安打1四球1得点1盗塁で打率.323に。獅子奮迅の活躍を見せた42歳は称賛の嵐に包まれた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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