イチロー2つの美技に米メディアが賛辞「凄まじいキャッチを成功」
チェンも称賛「2つの偉大なプレーを見せた」
この日は今季8度目のマルチ安打で今季打率.323に。延長12回には1死走者なしから四球を選んでイエリッチのサヨナラ打につなげた。しかし、その打撃以上に守備での衝撃が大きかったという。
「イチローは3000本安打のマイルストーンまで、わずか35本に迫った。パイレーツ相手にバットで仕事をしただけに留まらない。グラブでも魅せた。2回二死満塁の場面で、彼のダイビングキャッチは最低2失点を救った」「ベテランは2つの輝けるプレーを見せた。4回にはセンターフェンスを背にジャンピングキャッチで、姜の長打を奪った」などと称賛されている。
先発した元中日のチェン・ウェイン投手も感謝。「イチローは守備面で最高のサポートをしてくれた。彼はフィールドで2つの偉大なプレーを見せた。彼がいなければ、私は2回にヒットを打たれていた。そして、ヒットを2本も打っている。守備も攻撃も彼は本当に偉大な選手なんです」と語ったという。
延長12回の熱戦の末に3連勝をマークしたマーリンズ。その中でイチローは主役級の輝きを放った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count