5勝目の前田健太、華麗な守備にも称賛の声「セ4年連続GG賞獲得の理由示した」

バント失敗逃さない好守備に「多様性示した」

 3日(日本時間4日)に本拠地で行われたブレーブス戦で先発したドジャース前田健太投手が、メジャー自己最多107球の力投を見せ、自身2連勝で今季5勝目(3敗)を挙げた。6回1/3を6安打5奪三振2四球2失点(自責2)、防御率を2.84に下げた。力投を見せた日本人右腕は、華麗な守備でも地元メディアから絶賛されている。

 MLB公式サイトが「マエダが多様性を示す」と特集したのは、4回1死一塁の場面で前田の見せたファインプレーだ。テヘランは送りバントを狙ったが、一塁方向の浅いフライとなった。これに猛ダッシュした前田は華麗にキャッチすると、すぐさま一塁にスロー。見事なダブルプレーを完成させた。

 記事では「マエダはマウンド上で力強さを見せただけではなかった。彼は日本のセントラルリーグで4年連続でゴールデングラブ賞を獲得した理由を示した」と称賛。前田は通訳を介して、「自分は守備に関してもとても自信があります。本当はセカンドで刺そうと思ったんですが」と、当初は一塁走者を二塁でアウトにすることを狙っていたことを明かしたが、小フライとなったため素早い反応と華麗なフィールディングでゲッツーを完成させた。

 メジャーデビュー戦で本塁打を放ち、投げてはエース左腕カーショーに次ぐチーム2位の5勝目。さらには守備でもメジャーでゴールドグラブ賞を狙える実力者であることを大いにアピールしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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