日ハム大谷、巨人戦は「5番・投手」で先発 投手でクリーンアップは超異例
栗山監督は「一番勝ちやすい形。勝つことだけを考えた」
日本ハムの大谷翔平投手が5日の巨人戦(東京ドーム)で「5番・投手」で先発する。
大谷にとっては、今季4勝目をかけたマウンド。打撃では自己最長の14試合連続安打中だが、先発投手がクリーンアップに入ることは極めて異例。初回に投球前に打席に入ることを懸念していた栗山監督は試合前、「連敗していることを踏まえ、チームが一番勝ちやすい形を考えた。プラスマイナスあるが、どちらにしろ負担がかかる。今日勝つことだけを考えた」と説明した。
大谷は5月29日の楽天戦(コボスタ宮城)でDH制を使わずに「6番・投手」で先発。パ・リーグ公式戦で自身初の“リアル二刀流”が実現して話題になる中、最速161キロの直球を武器に7回4安打1失点と好投して3勝目を挙げ、バットでは7回2死一、二塁で右中間適時二塁打を放つなど今季2度目の猛打賞をマークしていた。
両チームのスタメンは以下の通り。
【日本ハム】
1(左)西川
2(遊)中島卓
3(二)田中賢介
4(一)中田
5(投)大谷
6(中)陽岱鋼
7(右)谷口
8(三)レアード
9(捕)大野
【巨人】
1(左)大田
2(中)松本
3(遊)坂本
4(右)長野
5(一)阿部
6(二)クルーズ
7(三)村田
8(捕)小林誠
9(投)高木
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count