“鬼門”交流戦で踏ん張る広島 敵地6連戦で鍵握るのは22歳戸田&21歳鈴木!?
調子の落ちてきた打線で起爆剤の期待かかる鈴木
過去のシーズンも先発、ロングリリーフ、中継ぎと「便利屋」として起用されてきた戸田。本人はいつも「言われたところで投げるだけです」と言うが、チームは貴重な本格派左腕として大きな期待をかけている。一皮むける最大のチャンスだ。
左腕ながら今季は右打者に対しては被打率.154と抑えている。一方で、左打者には.395。大谷を筆頭に西川、中島、田中と強力な左打者が並ぶ日本ハム打線を相手に結果を残したいところだ。
また、打撃で期待が大きいのが中軸の後、6番を打つ鈴木。売り出し中の21歳は5日のソフトバンク戦で5打数5安打の活躍で、チームの勝利に貢献した。規定打席にはわずかに達していないが、打率.310、6本塁打、26打点。やや調子の落ちてきた打線の中で起爆剤としての期待がかかる。
大事なビジター6連戦。22歳と21歳の若武者が、カギを握る。
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フルカウント編集部●文 text by Fu