SB山田が3年ぶり1勝 バンデン代役登板で工藤監督「次もおそらくいく予定」
プロ初4安打の城所には「努力をしている人は結果も出るということ」
7回100球とまだ球数的には余裕があったが、「この試合に合わせるために、前回はファームで3イニングしか投げていないので、失点があればその時点で代えてあげた方がいいと思った」と工藤監督。指揮官がこれだけコンディションを気遣う以上、来週の神宮のマウンドに山田の姿がある可能性は極めて高い。
一方の打線は4回に内川聖一の2ベースをきっかけに松田宣浩の2ベースで先制。6回には、内川聖一の2ラン、2者連続となる長谷川勇也のソロ、さらに2死から鶴岡慎也と牧原大成の連続二塁打で4点をあげ、2点差と迫られた8回にも今宮健太と城所龍磨の連続二塁打で1点を追加した。
「1つのホームランが相手を崩すきっかけになって、その後の1点が非常に大きかった。(プロ初の4安打の城所に)昨日の休みも出てきていたし、そういう努力をしている人は結果も出るということ」
広島でのビジターでは1勝1敗1分と負け越しこそしなかったが、第3戦の延長12回のサヨナラ負けで、少なからずチームには嫌なムードが漂っていた。その中で、ロッテを3タテして勢いに乗るDeNAとの初戦を取れたのは大きい。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura