日ハム大谷、打者でも高い能力 狙い球ではない151キロ打ち、16戦連続安打
失投逃さず左前へ、日本最速163キロから中1日で連続試合安打継続
広島バッテリーは決め球に内角の剛速球を選択。だが、151キロの直球は真ん中高めと甘く入った。その失投を逃さずにライナーで左前へ。旭川市出身で、日本プロ野球初の300勝投手、ビクトル・スタルヒンの生誕100周年記念試合で、21歳のバットが光り輝いた。
5日の巨人戦(東京ドーム)で日本最速163キロをマークしてから中1日。4月27日の楽天戦(札幌ドーム)から続く連続試合安打を伸ばしたが、チームは2-3で敗れ、「もっと序盤で援護出来れば良かった。負けたことが全て」と悔しさをにじませた。
8、9日の広島戦(札幌ドーム)も野手として出場する見込み。次は勝利へ導く一打を放ちたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count