イチロー9度目マルチで最多安打ローズに残り「10」! 3000安打には「32」
2試合連続スタメン出場、先制ホーム&今季6盗塁目
マーリンズのイチロー外野手が7日(日本時間8日)の敵地ツインズ戦で今季9度目のマルチ安打をマークした。初回に右前安打を放ち、延長10回にも右前安打。これでメジャー通算2968安打とし、3000安打まで残り32本となった。また、日米通算4246安打とし、メジャー最多安打を誇るピート・ローズの4256本まで「10」となった。
この日は「1番・レフト」で2試合連続スタメン出場。その第1打席で左腕ディーンから一、二塁間を破るヒットを放った。その後、四球と二ゴロで三塁まで進むとスタントンの遊ゴロの間に先制のホームを踏んだ。
1点を追う3回無死三塁の第2打席は二ゴロに倒れたが、三塁走者が生還し、マーリンズは同点に追いついた。5回先頭の第3打席は低めのボールをうまく捉えたが、レフトライナーに。1点リードの7回1死走者なしの第4打席は二ゴロに倒れた。
そして4-4の同点で迎えた延長10回の第5打席。先頭で打席に立つと左腕アバドから右前打を放ち、今季9度目のマルチ安打を記録した。イチローはこれで日米通算4246安打となり、ローズが保持するメジャー最多安打まで残り10本に迫った。
その後、1死から二盗を成功させ、今季6盗塁目をマーク。これで敵将ポール・モリター監督と並ぶメジャー通算504盗塁となり、歴代37位タイとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count