好調レッドソックスを支える日本人トレーナーの存在

日米野球でファレル監督が発見「影響力のある人物」

 記事では「3ヵ国語を操り、あらゆるレベルでの経験がある」百瀬コーチが、「パイレーツで過ごした15年間で一度もメジャーレベルでの職をオファーされなかった」ことについて「誰も欲しがらなかったなんて驚きだ」と指摘。これについて、レッドソックスのオハロランGM補佐は「不必要に目立ちたがるタイプじゃないから気付かれにくかったんだろう」と話しているという。

 そんな百瀬コーチの存在に注目したのが、レッドソックスのファレル監督だった。2014年11月に行われた日米野球で米国代表を率いたファレル監督は、チームのストレングス・コンディショニングコーチとして同行した百瀬コーチと初めて仕事をし、その実力と才能を目の当たりにし、招聘に動いた。

 記事によれば、ファレル監督は「選手とのコミュニケーション能力は、専門知識や練習に匹敵するもの。コミュニケーション能力こそ、最も重要なものだ。さらに、彼の仕事に対する姿勢や利己主義ではない姿を知ることができた。我々は影響力のある人物を見つけられた。間違いない」と絶賛しているという。

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