日ハム栗山監督、首位ホークスと最大10ゲーム差も…追撃へ意欲「見てろよ」
2カード連続負け越しも巻き返し誓う、「しっかり肝に命じます」「まだ時間がある」
日本ハムの栗山英樹監督が9日、首位・ソフトバンク追撃へ強い意欲を燃やした。
この日の広島戦(札幌ドーム)は終盤の追い上げも実らず、2-4で惜敗。2カード連続のカード負け越しで首位・ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の「10」に広がった。しかし、試合後の栗山監督は3位からの巻き返しを強く誓った。
「しっかり肝に命じます。しっかり肝に命じて…ただ、8月にそれを言われたら『しんどいな』と思うけど、まだ時間があるので。選手たちも負ける試合はあるけど、元気を出してやってくれている。なかなか選手たちを楽しく踊らせてあげられていないのは、こっちの責任。しっかりやっていきます」
頼みの大谷は2点差の9回2死一、二塁と一発逆転のチャンスで打席が回ったが、空振り三振。連続試合安打は「17」で止まった。
「何とか勝ち越したかった。ただ、それだけ。(大谷は)そういう試合もある。一生懸命やっていたし、本人も何とかしたかったと思う。そういう試合があるから前へ進む」
10日からは本拠地・札幌ドームで阪神3連戦。これ以上の負けは許されない。会見終了後に報道陣へ向かって「見てろよ」と意気込んだ栗山監督。パ・リーグの火を消さないためにも、驚異的な巻き返しに期待したいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count