ロッテ、阪神3タテで横浜の借り返す 伊東監督「明日から新たな気持ちで」
今季3号の高濱は古巣との対戦で「より一層気合が入った」
前夜は今季初昇格の大嶺翔が2点適時打ですぐに結果を出したが、この日は「2番・三塁」で先発した高濱が初回、藤浪の146キロのツーシームをバットを折りながら中前に気迫で運び、チャンスを広げた。
高濱はさらに、古巣阪神との対戦で「より一層気合が入った」と、5回には守屋から右中間への今季3号でチーム5点目となる貴重な中押し弾。「古巣には感謝しかないので、野球をしている姿を見せられてよかった」。プロ9年目の26歳はお立ち台にも呼ばれ、ルーキーのように顔を紅潮させていた。
「あとは清田だけ」と伊東監督。10日からのヤクルト3連戦へ、指揮官の心配の種は、この日8番に下げた清田だけとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count