ロッテ鈴木が8打数連続安打 7回はサイクルへ「一生に1回のチャンス」も…
2夜連続の3安打、「ボールの見え方が良くなった」と手応え
覚醒したロッテのキャプテン鈴木大地内野手の快進撃が止まらない。
8日に今季4回目の猛打賞をマークしていたが、9日の阪神戦では2回の第1打席で藤浪のカットボールを右中間二塁打とすると、4回は149キロの真っすぐを逆方向へ技ありの左前打。さらに、5回は守屋から右翼フェンス直撃のタイムリー三塁打で、7日から8打数連続安打とした。
7回の第4打席は、サイクル安打と日本記録11打数連続安打(巨人高橋監督他)に向けての記録継続へ二重の期待がかかった。「一生に1回のチャンスということは頭に入っていた」と珍しく3ボールから振っていったが、ファール。5球目は真ん中高めの速球を高々と右翼へ打ち上げたが、フェンス前で失速し、大記録はならなかった。
それでも、バッティングの内容には大満足で、引っ張りにかかっていたのをセンター方向に意識することで「ボールの見え方がよくなった」と大きな手応えをつかんでいた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count