殴り合いの大乱闘に最大9試合の出場停止処分
ベンチュラ9試合、マチャド4試合
現地7日のロイヤルズ-オリオールズの試合で起きた両軍入り乱れる大乱闘に対し、メジャーリーグ機構が処分を発表した。ロイヤルズ投手ヨルダノ・ベンチュラが9試合の出場停止と罰金、オリオールズ三塁マニー・マチャドが4試合の出場停止処分と罰金を言い渡された。両者ともに不服申し立てをしている。
一連の騒動は、ロイヤルズの先発を務めたベンチュラが、2回にマチャドに2球続けて内角に速球を投げたことから始まった。2球目で体を起こされたマチャドはマウンドをにらみつけた後、左翼フライに倒れてベンチへ戻る際、ベンチュラに向かって文句を言っている様子だった。そして、問題の5回。ベンチュラに時速99マイル(約159キロ)の速球を背中に当てられたマチャドが激怒。マウンドに猛然と駆け寄ると、両者は互いをつかんで殴り合いをスタート。両軍ベンチが入り乱れる大騒動となった。
気迫むき出しのピッチングをするベンチュラは、昨年4月にも当時ホワイトソックスにいたイートンと言い合いになり、これをきっかけに両軍入り乱れる乱闘に発展。7試合の出場停止処分に科されていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count