好調イチロー4戦8安打も再び控えに? マ軍監督「起用法はこれまで通り」
スタントンは極度の不振も指揮官は起用継続の構え
イチローは昨季、4番目の外野手としてヤンキースからマーリンズ加入したが、正外野手の故障や不振などもあり、チーム最多の153試合に出場した。しかし6月以降は打撃不振に陥り、6月、9月、10月は月間打率1割台と低迷。シーズンを通じてもキャリアワーストの打率.229と苦しんだ。指揮官はその昨季の成績を踏まえ、今後もあくまで4番手の位置づけを崩さない構えを見せている。
その発言を受け、記事では「マッティングリーは(イチローが)木曜日(現地9日)にミネソタとの連戦で7安打を打ったにもかかわらず、それ(ベンチに行くの)はイチローになることを示唆した」とレポートしている。
一方で記事ではスタントンの不振にも触れ、「水曜日(現地8日)に2安打を放ったが、同点のチャンスで三振に終わり、試合は終了していた。木曜日は5打数ヒットなしに終わり、スタントンの打率は2割を割り込んだ」とレポート。右翼のレギュラーを務める26歳はこの日、5打数無安打4三振で打率.197と低迷しており、地元紙も主砲の不振を不安視している。それでも指揮官は「最後の打席は良かった。我々は勝ったんだから、悩む必要はない」と語ったという。
好調を維持するイチローは限られた出番の中でもこの日の2安打でシーズン100安打超ペースにまで戻した。MLB公式サイトでは7月のオールスター前の3000安打到達を予想する見方も出ているが、金字塔達成はどのタイミングで訪れるのか。今後の起用法も大きく影響しそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count