広島田中、“悪夢”を払拭するアーチ!? ビデオ判定で本塁打認められる

昨季は阪神戦でビデオ判定も三塁打に、広島は0.5ゲーム差でCS逃す

 広島の田中広輔内野手が10日の楽天戦(コボスタ宮城)で“悪夢”を払拭するアーチを放った。

 2点リードの2回2死二塁。1ボール1ストライクから、左腕・塩見の139キロ直球をジャストミート。右翼ポール際へ大きな放物線を描いたが、ホームベースを踏んだ後にビデオ判定に持ち込まれた。

 田中はベンチで心配そうに見守ったが、判定通り本塁打のまま。広島ファンから大歓声があがる3試合ぶりの5号2ランで、リードを4点に広げた。

 田中は昨年9月12日の阪神戦(甲子園)で同点の延長12回に本塁打性の打球を放ち、ビデオ判定となったが、判定は覆らず。結局、三塁打で試合は引き分けに。広島は昨季、3位阪神と0.5ゲーム差でCS進出を逃した。田中にとっては悪夢を払拭する一発となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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