マリナーズ、アメフト選手のグリフィー氏息子をドラフトで「24巡目」指名
背番号24は「8月6日にマリナーズで初の永久欠番となる」
ケン・グリフィー・ジュニア氏はマリナーズで走攻守揃ったスーパースターとしての地位を確立した後、レッズに移籍。ホワイトソックスを経て、09年からマリナーズに復帰し、10年限りで引退した。
メジャー22年間で、歴代6位の通算630本塁打を記録。禁止薬物の疑惑とも一切無縁だったグリフィー氏はクリーンなスターとして人気も抜群で、今年1月には史上最高得票率の99.3%で米国野球殿堂入りが決まった。マリナーズは背番号24を永久欠番とすることを発表済み。MLBでは、ジャッキー・ロビンソンの背番号「42」が全球団で永久欠番となっているが、マリナーズが自軍選手の背番号を永久欠番にするのは初だ。
記事でも、トレイの24巡目指名が、グリフィー氏のマリナーズ時代の背番号から来ているものであることに言及しつつ、「この背番号は8月6日にマリナーズで初の永久欠番となる」と指摘。その上で「無駄な指名だと捉える者もいるが、決してそんなことはない」と締めくくっている。
ケン・グリフィー・ジュニア氏の人気、そして人間性を証明する新たな逸話となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count