田中将大は2被弾で2敗目、指揮官は「失投」悔やむ 「3ランが痛かった」

中4日での登板が3試合続くも…「最近数試合はいい投球をしていた」

中4日での登板が3試合続くも…「最近数試合はいい投球をしていた」

 ヤンキースの田中将大投手は11日(日本時間12日)の本拠地タイガース戦で今季2敗目を喫した。同点の5回に勝ち越し3ランを浴びるなど、6回1/3を6安打5失点4奪三振1四球。クオリティースタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)も4試合連続で止まった。ヤンキースは1-6で敗れて連勝は5でストップ。ジョー・ジラルディ監督は、田中の投球について「失投が響いた」と悔やんだ。

 田中は2回、先頭のカステラノスに速球を右中間に運ばれ、先制ソロとされた。同点となって迎えた5回には、1死一、三塁でキンズラーにレフトスタンドに運ばれて、これが勝ち越し3ランに。最近4試合連続で被弾がなかった田中だが、この日は2本のホームランに泣いた。

 試合後のジョー・ジラルディ監督は「3ランが痛かった」と5回の場面を振り返った。キンズラーへのツーシームは、真ん中付近に甘く入っただけに「今夜は失投が響いた」。エース右腕が投じた1球を悔やんだ。

 田中はこの試合で中4日での登板が3試合続いたが、指揮官は「(中4日影響は)多少はあるかもしれないが、最近数試合はいい投球をしていた」と指摘。前回登板まで4試合連続QSと好投が続いていただけに、登板間隔の影響は少ないと見ている。

 もっとも、ヤンキースは13日(同14日)に試合がないため、予定通りなら次回登板は中5日で17日(同18日)のツインズ戦となる見込み。1試合で安定感を取り戻したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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