イチロー、最多ローズに「4」 敵地遠征で打率.471の好調に「ギアを上げた」
敵地遠征5試合で8安打、「この遠征での彼の猛攻撃は終わらない」
地元テレビ「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「イチローはグラウンダーの打球です。ゴールドシュミットのグラブをはじきます。セーフです。どうですか! (3000本まで)あと26本としたイチローです。この遠征での彼の猛攻撃は終わりません。この遠征で8本目のヒットです」と一気にテンションを上げた。
7日(同8日)のツインズ戦から5試合で17打数8安打。10日(同11日)のDバックス戦では5試合ぶりにスタメンを外れ、代打で遊ゴロに終わったものの、この日は2試合連続ベンチスタートながら1打席で結果を出した。今回のロードでは打率.471の大当たりとなっている。
マーリンズOBの解説者、元外野手のプレストン・ウィルソン氏は「彼はミッション遂行中といったところでしょう。イチはノッてます! 現在、すべて一段階上のレベルにギアを上げています」とまくし立てた。
DH制のあるツインズとの交流戦3連戦では、走攻守に高いパフォーマンスを見せた。42歳のレジェンドは地元メディア驚愕のギアチェンジで、圧倒的な輝きを放ちながら、メジャー史上30人目の3000本安打に向けて加速している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count