イチロー、代打出場も四球で出塁 メジャー通算2974安打のまま
最多ローズまで残り4本で据え置き、チームは完封負け
マーリンズのイチロー外野手は12日(日本時間13日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に9回先頭で代打出場したが四球だった。メジャー通算安打は2974本、3000安打まで残り26本のままとなった。日米通算では4252本で、ピート・ローズが持つ歴代最多安打記録4256本まで残り4本で据え置きとなった。マーリンズは序盤に先発コンリーが打ち込まれ、0-6で完封負けした。
先発コンリーが初回に打ち込まれて4点を失い、序盤に試合の主導権を捕まれたこの日。2回と4回にも追加点を許し、マーリンズは6点を追いかける形で終盤を迎えた。
イチローは投手の代打として9回先頭で打席に登場。敵地ながら拍手で迎え入れられたベテランは、なんとか一矢報いたい場面でダイヤモンドバックス3番手バレットと対戦。安打が期待されたが、四球を選んだ。出塁後も次打者リアルミュートが二ゴロ併殺に倒れたため、自慢の足を披露するチャンスもなかった。
交流戦のツインズ3連戦では絶好調だったイチローだが、10日(同11日)からDH制のないナ・リーグの試合に戻ったため、ダイヤモンドバックスとの3連戦はすべてベンチスタート。前日は代打で安打を放っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count