イチロー“日米通算”に賛否もマ軍監督は称賛「どう切り取ってもすごい数」
パドレス3連戦でローズ超えなるか、MLB公式サイト「歴史作るかも」
マーリンズは13日(日本時間14日)から敵地でパドレスと3連戦を戦う。メジャー最多安打を誇るピート・ローズの4256安打まで、日米通算で残り4本と迫ったイチロー外野手はこのシリーズ中に金字塔に到達することができるか。MLB公式サイトも「イチローがサンディエゴでの連戦で歴史を作るかもしれない」との特集を組み、偉業達成に注目している。
イチローはDH制が採用された交流戦のツインズ戦全3戦(6月7~9日)でスタメン出場し、3試合連続でマルチ安打を記録。7安打3打点と活躍したが、直後のダイヤモンドバックスとの3連戦ではDHがなくなったことも影響し、いずれも代打での出場となった。この3試合では2打数1安打1四球で、メジャー通算2974安打、日米通算では4252安打となった。これについて記事では「42歳の外野手はピート・ローズのメジャー通算4256安打に非公式に並ぶまで残り4本に留まった」とレポートしている。
今回の特集では、そんなベテラン外野手に対するチームメートや監督のコメントを紹介。
マーティン・プラド内野手は「彼には一貫性、取り組む姿勢、敬意、そして正しい戦い方の、全てを見出すことができる。数字や達成した内容の全て以上に、彼がこれだけ短期間で達成したこと。他の人間にそれができるとは思わない。自分はこのチームにいられて、その一端を担えることが幸せなんだ」と称賛している。