王手のイチロー、14日にも“ローズ超え”!? 監督は先発起用を「明日考える」
3安打で日米通算4255安打、指揮官は絶賛「イチはずっと1番で良い活躍」
マーリンズのイチロー外野手は13日(日本時間14日)、敵地でのパドレス戦に「1番・ライト」で4試合ぶりに先発出場し、4打数3安打2四球1打点3得点と大暴れした。今季4度目の“猛打賞”でメジャー通算2977安打として、3000安打へ残り23本。さらに、日米通算4255安打とし、ピート・ローズの歴代最多安打4256本に王手をかけた。圧巻のプレーを続ける42歳を、ドン・マッティングリー監督は改めて絶賛。14日(同15日)にも“最多タイ”の4256安打、そして“ローズ超え”の可能性があるが、先発起用するかについては「明日決める」と話した。
初回に四球を選び、ボーアのタイムリーで二塁から先制のホームを踏んだイチローは、同点となった3回も左前打で出塁。プラドの勝ち越し2ランで生還した。さらに、打者一巡の猛攻で7-1となり、2死三塁のチャンスでこのイニング2度目の打席がイチローに回る。今度はスプリットをセンター方向へ転がす遊撃内野安打。1イニング2本目のヒットとなるタイムリーとした。
この回、マーリンズは一挙7得点。イチローのヒットをきっかけに打線が爆発した。マッティングリー監督はこのビッグイニングを呼んだリードオフマンとしての働きを「7得点だからね。我々には大きなイニングになった。イチはずっと1番で良い活躍をしている」と称えた。