早くも独走態勢のホークス、先発投手陣が刻む驚異の数字とは

12球団最速で40勝到達、圧倒的強さ誇るソフトバンク

 独走態勢が確固たるものになってきた。2位ロッテに8.5ゲーム差。わずか60試合目で12球団最速の40勝に到達した。勝率は驚異の7割2分7厘。言わずもがな、圧倒的な強さを誇るソフトバンクのことである。

 5月31日からスタートした交流戦。最初のカードの中日戦にきっちり勝ち越すと、続く広島には1勝1敗1分けの五分。そして、6月7日からのDeNA、巨人との6連戦では力の差を見せつけて6連勝。交流戦でも、9勝2敗1分け、勝率8割1分8厘で首位に立つ。2年連続の最高勝率チームへ順調に白星を重ねている。

 投打ともに、他球団がうらやむほどの充実度を誇る戦力があるソフトバンク。その中でも、今回は安定感あふれる先発陣に目を向けたいと思う。現在、ソフトバンクのローテは和田毅、武田翔太、東浜巨、千賀滉大、中田賢一、そして、山田大樹。山田は疲労で登録を抹消されたバンデンハークの代役としてローテに組み込まれている。このバンデンハークを加えた7人の成績を見てみたい。

○和田 11試合 7勝2敗 防御率2.97 QS率63・6%
○武田 12試合 7勝1敗 防御率2.96 QS率58・3%
○東浜 8試合 4勝0敗 防御率2.23 QS率71・4%
○千賀 11試合 5勝0敗 防御率2.93 QS率63・6%
○中田 5試合 2勝1敗 防御率4.62 QS率40%
○山田 1試合 1勝0敗 防御率1.29 QS率100%
○バンデンハーク 10試合 6勝1敗 防御率3.41 QS率70%

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