Aロッド、イチロー50歳現役計画に驚愕「椅子から転げ落ちそうだった」

パワー秘めるイチロー「その気になれば一振りで試合を変えられる」

 さらに打撃練習中にイチローが「20本は右中間席へたたき込む」とパワーを持つ一面を披露し、「ウェイド・ボッグスのようだ」と通算3010安打を誇る殿堂選手になぞらえたという。また、記事によると「試合になるとレフトへ流し打ちする。でも、その気になれば、終盤に一振りで試合を変えられる」と安打製造機の知られざる顔を明かしている。

 俊足を生かした内野安打や守備の間隙を狙ったバットコントロールなど、パワーよりも打撃技術に注目が集まるイチローだが、内に秘めたるパワーを知るロドリゲスは、そのユニークなスタイルに他打者との比較は難しいとしているそうだ。

「彼は1人で別の島にいるような存在だ」

 現在、メジャー通算694本塁打で700本の金字塔に残り6本と迫るロドリゲスは、自分とまったくスタイルの違うイチローとボッグスについて「とても興味深い存在」と語っている。「2人ともその気になれば25本塁は打てるのに、250安打や220安打を打つ方を選んだ。単打を重ねる打者として、彼はその頂点に立っているよ」と驚嘆し、メジャー球界に偉大なる功績を刻む仲間を称えたと伝えている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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