岩隈久志、7回4失点も勝利投手の権利を持って降板
7回9安打4失点も打線が8点の大量援護
今季6勝目を目指すマリナーズ岩隈久志投手が、17日(日本時間18日)に敵地で行われたレッドソックス戦に先発し、7回を投げて4失点で、勝利投手の権利を持って降板した。
初回の攻撃で2点の援護をもらった岩隈は、1回に先頭ベッツに左翼“グリーンモンスター”に直撃の二塁打を浴びたが、後続はしっかり3人で抑えた。2回、3回も安打で走者を背負うが、得点は許さなかった。
この日はグティエレスが2打席連続弾を放つなど、序盤から打線が絶好調。4回で7点の援護をもらった岩隈は、代名詞とも言える低めの投球で打たせながらアウトを重ねた。4回裏に先頭ボガーツに左前打を許した後で、続くオルティスに通算521号となる2ランを浴びた。
だが、5回をわずか8球で3者凡退に仕留めると、6回には無死一、二塁のピンチを迎えるが、後続を中飛と三ゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。
7回は先頭から2連打で無死二、三塁としたところで、2者連続で犠牲フライを許して2失点。この回までに8点を挙げていた打線に助けられた。
7回を投げて9安打4奪三振1四球4失点(自責4)で、防御率は4.18。92球を投げて64ストライクだった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count