広島ドラ1岡田、プロ8戦目で初勝利なるか 糸井を警戒「ゲーム作りたい」
ドラ1ルーキーが地元でプロ初勝利誓う
広島の岡田明丈が18日のオリックス戦に先発する。ここまで好投を続けながら勝ち星に恵まれないドラフト1位ルーキーが、8戦目のプロ初勝利を目指す。
岡田はここまで7試合に登板して0勝2敗だが、防御率は2.92と合格点の数字を残している。5月中旬に先発ローテ入りを果たしてからは、5試合中4試合でクオリティースタート(6回を自責3以内)を記録し、残る1試合も5回降雨コールドで1失点と、抜群の安定感を見せている。
岡田は「今まで通り、しっかりゲームを作って、その結果が白星になればいい」と平常心を強調した。現在の投球に関しては「ランナーを出した時は、力を入れて投げているように見えると指摘された。これからはランナーがいない時から、そういう投球をしたい」と話した。
オリックス打線の印象については「糸井さんの調子がいいようなので、それは注意したい」と、打率3割を超え、最近2試合でリードオフマンを務める主砲を警戒した。
マツダスタジアムでは、今季チームは21勝9敗1分と圧倒的な強さを誇り、岡田も2試合で防御率2.31と好投している。岡田は「ファンがすごく応援してくれるので、それは大きいし、頑張らなければいけないと思う」と、地元でのプロ初勝利を誓った。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo