交流戦首位打者は「一流打者」への登竜門 今年は誰が獲得する?

今年の交流戦打率上位は…

 要因としては、普段対戦していない相手と対戦し、結果を残すことによって経験値が上がり、レギュラーシーズン再開後の戦い慣れた相手に戻ることでそれが自信へと変わり、さらに良い結果が出るのではないだろうか。

 今年のここまで(17日試合終了時点)の交流戦打率ランキングを見てみると、まさに大ブレイク中のソフトバンク・城所龍磨が打率.444(45打数20安打)でトップに座する。もはや「活躍中」の説明は不要だろう。2位はロッテ・デスパイネ(打率.393、56打数22安打)、3位はこちらも才能が開花した感のある広島・鈴木誠也(打率.382、55打数21安打)。また一時交流戦首位打者に立ったロッテ・田村龍弘も、打率.354(48打数17安打)でまだまだ6位という上位に位置している。

 試合数が少ないことから、1本のヒットで順位は大きく変動する。まだ数試合を残しており、現段階ではどの選手が首位打者を獲得するかについては分からないが、交流戦の首位打者争いに注視し、その後のシーズンのタイトル争いにも注目が必要だ。

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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