復活リンスカム、新天地初登板で初勝利をマーク!

サイ・ヤング賞2度の右腕、約1年ぶり登板で好投6回1失点

 エンゼルスのティム・リンスカム投手が、18日(日本時間19日)に敵地でのアスレチックス戦に先発し、6回を4安打1失点の好投で今季初勝利を飾った。昨年9月に股関節の手術を受けた右腕は、フリーエージェント(FA)となったオフ中はリハビリに専念。5月19日にエンゼルスと契約し、この日が新天地で初先発となった。

 昨年6月27日以来、約1年ぶりにメジャーの舞台に戻ってきたリンスカムは、手術とリハビリに要した時間のブランクを感じさせない、テンポいい投球でアスレチックス打線を圧倒した。6回を投げて許した安打はわずか4本。3回2死一、二塁からバレンシアの中前適時打で1点を失ったが、味方打線の援護に恵まれ、白星を手に入れた。

 復帰初戦で98球を投げたリンスカムは、試合後「ここまで投げる必要もなかったけど、自然と増えた結果。次の登板につながるいい自信になった」と話したと、エンゼルスの球団公式サイトが伝えている。

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