巨人は救援陣が好投、交流戦勝率5割で終了 4~8回は3投手で被安打「1」
先発・高木を3回で見切り救援陣好投、マシソン「自分の仕事をしっかりしようと」
7連勝と波に乗るロッテ打線を中継ぎ陣が抑え込み、巨人は交流戦を勝率5割で終えた。
初回にクリーンアップの3連打で3得点も、3回に先発・高木が角中の犠飛で2点差とされる。ロッテ打線がじわりと圧力をかけ始めると、高橋監督は勝ち投手の権利があった高木を3回で見切った。
4回から田原が1イニングをしっかり抑え、宮國も5、6回を3者凡退に仕留めると、7、8回とマシソンも3者凡退。9回には澤村がピンチを招いたが、4回から8回までの5イニングで許した安打は1本のみ。この日のお立ち台には珍しく、救援陣3人が上がった。
2勝目を挙げた宮國は「テンポを意識して投げた。ヒットを打たれてもゼロに抑えようと思っていた」と話したが、結果的には無安打ピッチング。マシソンも荒れ球ながら、8回にはナバーロに対して160キロを記録した。
「自分の仕事をしっかりしようと思った。(父の日で)家族のためにも、いい日になればいいと願っていた。早く首位に戻って、シーズンも1位で終わりたい」とコメントした助っ人は、最後は日本語で「マタガンバリマス。アリガトウ」と言って、大歓声を浴びていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count