打球直撃から5日後の好投 前田健太に称賛集まる「気概を見せた」「立派」
ブルペン疲弊の中での力投を女房役が絶賛「ケンタは時間をくれた。本当に力強い投球」
記事では、救援陣が最近3試合で16回1/3を投げ、この試合には9人目のブルペン要員としてカルロス・フリアスが3Aから急遽昇格していたことに言及。前回登板で負傷降板となっていた前田が、3回までに67球を要しながら、結果的に自己最多タイの107球で7回途中まで投げ切ったことを評価した。
また、ロバーツ監督が「立ち上がりは、少しばかり投げ急いでいたね。彼はワインドアップの時に一呼吸おくことで、リズムを取り戻そうとしていた」と指摘しつつ、「状態が100%じゃない時でも、マウンドに立って戦ってくれた」と感謝していたことにも触れている。
さらに、記事によると、女房役のエリスも「素晴らしかったよ。何としても必要なことだったんだ」と前田が7回途中までマウンドを守ったことを評価。「何イニングも投げてくれた。ブルペンは疲弊していたからね。ケンタは僕たちに時間をくれた。本当に力強い投球だったよ。彼が戦う姿は立派だった」と称えたという。
気迫十分の投球を見せた前田は、地元メディア、そしてチームメートからの信頼をさらに強固なものとしたようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count