パで3年連続30本塁打は10年間なし 「和製大砲」の名に相応しい選手は?
過去20年間では外国人選手も達成者は2人だけ
パ・リーグ在籍の日本人選手で3年連続30本塁打以上を放った選手に限ると、最後に達成したのは2005年の松中。実に今から11年も前の話になる。2000年前後に5選手が3年連続30本塁打を放ったが、過去20年間でもわずかにこの5人だけ。主な理由としては、パ・リーグの球場は札幌ドームなど全体的に広い球場が多く、ボールなど諸々の条件も年々変わってきていることが影響していると考えられる。
また、20年間での外国人選手に目を向けてみても、当時日本記録タイのシーズン55本塁打を放ったローズ(当時近鉄)とカブレラ(当時西武)だけという非常に難易度の高い記録であると言って良い。
今年のパ・リーグ日本人選手で30本以上のホームランが期待できそうな選手は、ソフトバンク・松田宣浩内野手(今季15本)、オリックス・T-岡田外野手(今季14本)、日本ハム・中田翔内野手(今季13本)、ソフトバンク・内川聖一外野手(今季12本)、西武・中村剛也内野手(今季11本)、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(今季10本)あたりだろうか。