イチロー今季14度目マルチで通算2982安打&3000本まで残り「18」
5回に天敵ノリスから中前打、延長10回には遊撃内野安打
マーリンズのイチロー外野手が21日(日本時間22日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「1番・センター」で2試合連続先発出場し、今季14度目となるマルチ安打を記録した。第3打席にセンター前安打を放つと、延長10回には遊撃内野安打。日米通算安打数でピート・ローズを超えた15日パドレス戦以来のマルチで、メジャー通算2982安打、3000安打まで残り「18」とした。
ブレーブス先発ノリスは、この日まで6打数無安打の天敵。第1打席は空振り三振、第2打席は二塁フライの併殺に仕留められていたが、第3打席に一矢報いた。先頭打者で打席に立つと、フルカウントから6球目高め速球をきれいに弾き返してセンター前へ運び、メジャー通算2981安打とした。
2本目の安打は、1点を追う延長10回。先頭打者だったイチローは、6番手ビスカイーノと対戦。カウント1-1から3球目スライダーを振ると、打球は三遊間へ。遊撃アイバーが逆シングルで捕球して一塁へ送球するも、イチローの快足が勝った。
この2安打に加え、第4打席には四球を選んでいた。この日は3出塁に成功している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count