SB城所がMVPに輝いた交流戦 独断で“ベストナイン”を選出

広島鈴木は3戦連続V弾と神懸かり的な活躍

▽外野
城所龍磨(ソフトバンク)
15試合出場、打率4割1分5厘、5本塁打、12打点

 交流戦で12球団唯一となる打率4割台。12年間で本塁打1本だったが、12日の巨人戦(ヤフオクドーム)では初の2打席連発。19日の阪神戦(甲子園)では自身初の満塁弾を放つなど、プロ13年目で大ブレイクした。

鈴木誠也(広島)
16試合出場、打率3割8分1厘、4本塁打、13打点

 5日のソフトバンク戦(マツダスタジアム)では5打数5安打。本塁打が出ればサイクル安打という大爆発だった。17日からのオリックス3連戦(マツダスタジアム)でサヨナラ、サヨナラ、勝ち越しと3戦連続V弾。神懸かり的な打撃を見せた。打率は全体3位、本塁打はDeNA筒香、中日平田らに並び10位タイ、打点は巨人坂本と並び全体10位タイだった。

秋山翔吾(西武)
18試合出場、打率3割6分、1本塁打、10打点

 交流戦中は「1番・中堅」で出場を続け、1日のDeNA戦(西武プリンスドーム)から13試合連続安打をマーク。12球団トップの27安打を放った。打率は全体6位、出塁率4割4分8厘は全体4位だった。

 選出外となったが、楽天の則本昴大は5月31日の阪神戦(コボスタ宮城)で1失点完投勝利。3試合登板で3勝0敗、防御率0.72とパ・リーグを代表する投手として奮闘した。西武の森友哉は18試合出場で打率3割8分2厘、1本塁打、5打点。打率、出塁率4割6分は全体2位の活躍。17日からのヤクルト3連戦(神宮)では代打、代打、「3番 ・右翼」で出場し、7打数5安打をマークした。

 遊撃では、広島田中だけでなく、ロッテの鈴木大地も打率3割4分4厘に加え、初戦から10試合連続安打を記録するなど、チームを牽引。ソフトバンク今宮は定評のある守備に加え、打撃でも打率3割2分9厘(14位)と存在感を見せた。

 また、ロッテのデスパイネはセ・リーグ球場では左翼、本拠地ではDHとして出場して全体3位の打率3割8分1厘。さらに、巨人の長野久義が打率.361(5位)、日本ハムの西川遥輝が打率3割5分5厘(7位)をマークするなど、外野手はハイレベルな争いとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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